大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

「旅サラダ」でコモド

テレビの画面に行ったところが映ると、なぜかハイテンションになる。今日の「旅サラダ」の海外は、インドネシアのコモド諸島だった。ダイビングで何度も訪れているので、とても懐かしかった。ちなみにコモド諸島のダイブクルーズは6日間の日程。08年から通い、通算18クルーズも乗船している。コロナの関係で19年が最後になってしまった。

「旅サラダ」で放送されたコモド島

 

コモド諸島へは、バリ・デンパサールから約1時間のフライト。コモド島の北端をかすめるような航路になる。そしてフローレス島のラブハンバジョーのコモド空港に着く。

コモド島の北端の岬

 

コモド諸島でコモドドラゴンを見るには、コモド島とリンチャ島にあるナショナルパークが安全で確実。「旅サラダ」ではコモド島に行ったようで、ドラゴンは野生のためなかなか出会えないという設定だった。だが実際は、レンジャーが生活している建物の下にいることが多い。食べものの匂いがするうえ、日陰で涼しいからだ。

「旅サラダ」で放送されたコモドドラゴン。右は建物の下で休む野生のドラゴン

 

コモド諸島の玄関口ともいえる、フローレス島のラブハンバジョー港は夕焼けの名所。「旅サラダ」では丘の上から撮影していた。ここで夕焼けを見るには、宿泊しなければならない。1クルーズではバリに戻っている時間なのだ。

ラブハンバジョーの夕焼け(「旅サラダ」)。右は高台のホテルから

 

レポーターが体験ダイビングをして、マンタに遭遇もしていた。水中シーンを見ると、やはり潜りたくなる。コモドへ行かなくなって34年経つので、そろそろ行ってみたい。そしてフォトジェニックなイエローリボンスイートリップスの群れを撮影したいものだ。

イエローリボンスイートリップス