2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
最近クラウドファンディングが流行っている。国立科学博物館でも昨年8月、クラウドファンディングを実施した。コロナによる長期にわたる休館、入場制限などで収入減少、さらには諸経費の高騰などにより、膨大な標本の管理が難しくなったというのが理由。 国…
4年前、ナショナルジオグラフィックのメールマガジンに、ピンクのマンタがいたという記事があった。とても珍しいので、「魚の仰天ニュース」としてここで取り上げた。ピンクのマンタが発見されたのはメルマガで発信する4年前の2016年で、場所はオーストラリ…
ベラ科のベニヒレイトヒキベラは全長約12cmになり、伊豆大島および串本以南の西部太平洋、東部インド洋に分布している。1992年に外国人学者により新種記載されたが、日本でも沖縄各地で生息が確認され、1年後には日本初記録種になって和名が付けられた。尾ビ…
中村征夫写真展「海中顔面大博覧会」が富士フイルムフォトサロン 東京(東京ミッドタウン)に於いて、6月14日より7月4日まで開催中だ。20日午後に行ってきた。 写真展・海中顔面大博覧会のチラシ 中村征夫氏は、1987年に「海中顔面博覧会」の写真展・写真集…
一眼レフなどで水中撮影するとき、大部分の人はストロボを2灯にしている。2灯にする理由を知らずに、メーカーやショップのいいなりか、誰かを真似している人も多いと思う。超ワイドレンズのときは、1灯ではカバーできないため、2灯で半分ずつ照射する、と…
イソギンチャクが有毒なのは、大抵の人は知っている。では、魚たちはどうなのだろうか。おそらく、本能的に知っていると思う。免疫があるクマノミ類やミツボシクロスズメダイ以外の魚は、そばに行かなかったり、行ったとしても触手に触れないようにしている…
フエダイ科のキンセンフエダイは全長約25cmになり、琉球列島以南の西部太平洋、インド洋に分布している。体色は黄色味を帯び、目から尾柄部まで黄色い線が1本通っているのが特徴で、和名の由来になっている。その上下にも黄色の細い線が数本あるが、さほど目…
今の時季は、多くの魚類の繁殖期に当たる。繁殖につきものは、オスが示す婚姻色だ。そこでこれまで見た婚姻色の中で、際立ったものを5つ紹介しよう。白枠内は通常のときの体色。 婚姻色になるのはなぜかスズメダイ類が多い。このテンジクスズメダイは、最初…
スズメダイ科のフタスジリュウキュウスズメダイは全長約6cmになり、伊豆半島以南の太平洋、インド洋に分布している。和名の由来は、白っぽい体に黒いスジが2本あるため。しかし成長に伴い、後方のスジは不明瞭になる。また、体色を黒っぽくすることも多い。…
数日前、郵便受けに「隅田川マルシェ」のチラシが入っていた。6月1日と2日に両国国技館前の隅田川テラスで開催されるという。「春のおかしまつり」のキャッチコピーがあるので、お菓子の店が多いのだろうと、1日午前に行ってみた。 隅田川マルシェのチラシ …