大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

クラゲに注意! 

きのうは「土用丑の日」だった。夏の土用はウナギと結びついてよく知られているが、各季節もあるらしい。また、「土用波」という言葉があるが、熱帯海域で発生した台風によるうねりが伝わって、海岸に打ち寄せる大波のこと。昔の人は、土用波と一緒にクラゲ…

第46回隅田川花火大会

4年ぶりに隅田川花火大会が開催されるとあって、両国・蔵前・浅草あたりは準備が進められていた。我が家から第2会場までは近いものの、建物にさえぎられて見ることができない。 第46回隅田川花火大会の看板 4年前もそうだったが、写真展仲間が住んでいるマン…

囚人魚 !?

フィリピン、インドネシア、マレーシアなど熱帯海域で潜ると、ゴンズイのような小魚に出会うことがある。最初に出会ったのは27年前のインドネシア・メナド。群れてはいるものの、ゴンズイほど密集していない。海外の図鑑で調べたら、コンビクトブレニーとわ…

「潜れ!さかなクン」を見て

海の日(7月17日)の夜、NHKで「潜れ!さかなクン 沖縄やんばる特集」が放送された。その中で、日本で見られるクマノミ類6種の紹介もあった。 「潜れ!さかなクン」のタイトル クマノミ類は恩納村で撮影されたようで、卵を世話するトウアカクマノミも出てき…

海の日にちなんで

今日は「海の日」。東京の最高気温は37℃の予想で、連日猛暑が続いている。そこで、これまでたくさんダイビングした5か所の海から涼し気な写真を選んでお届けしよう。まずは第一位の沖縄から。 ハナタカサゴの群れ(座間味) 第二位は奄美大島。奄美の魚類相…

「旅サラダ」でコモド

テレビの画面に行ったところが映ると、なぜかハイテンションになる。今日の「旅サラダ」の海外は、インドネシアのコモド諸島だった。ダイビングで何度も訪れているので、とても懐かしかった。ちなみにコモド諸島のダイブクルーズは6日間の日程。08年から通い…

遭遇率低いモンガラ

モンガラカワハギ科は日本に22種分布している。その中で、なかなか出会えないものもいる。生息数が少ないことも要因だが、生息場所にも関連している。外洋に面したわりあい深い場所に住む種は、当然ながらそう簡単には出会えない。このスジナメモンガラは、…

トラフザメの保護活動

『ナショナルジオグラフィック』7月号の特集記事に「サメを再び海へ」がある。国際的な保護団体がインドネシアのラジャアンパットでサメの調査を行ったところ、特にトラフザメが絶滅の危機に瀕していることが判明。漁業の対象になっているかららしい。そこで…

ヒトヅラハリセンボンの背中

ハリセンボン科のヒトヅラハリセンボンは、全長約50cmになる。和歌山県以南の西部太平洋、インド洋に分布し、主にサンゴ礁域に生息している。薄茶色の体に褐色の斑紋が目の下や背中などにあるが、それらは白く縁取られているのが特徴。 ヒトヅラハリセンボン…