2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ハオコゼ科のハオコゼは全長約10cmになり、本州中部以南、朝鮮半島南部に分布している。浅瀬の岩場や藻場に生息する。特徴は背ビレで、前のほうの数本のトゲが長い。このトゲには毒がある。体色は赤味がある茶色で、その中に複雑で保護色効果のある斑紋が入…
ディズニー映画の「ファインディング・ニモ」が大ヒットしたのは20年前。当時カクレクマノミは魚類一の人気者に。正確には、イースタンクラウンアネモネフィッシュという近縁種だが。両種は背ビレのトゲの数が違うため別種になっているものの、外見では区別…
モンガラカワハギ科のツマジロモンガラは全長約25cmになり、相模湾以南の西部太平洋、インド洋に分布している。生息域はサンゴ礁域で、九州以北で見られるのは幼魚や若魚と思われる。体色は茶色だが、個体によって微妙に異なる。最大の特徴は、尾ビレの先端…
水中写真を使った年賀状を紹介するのが恒例になっている。今年は11通と例年に比べると少なくなった。やはり海外に行けない事情があったので、しかたがないだろう。 今年いただいた水中写真の年賀状 11通の中から気に入ったものを選んでみた。選ぶ基準は、撮…
アジ科のコガネアジは全長約40cmになり、琉球列島以南の西部太平洋、インド洋、紅海に分布している。主にサンゴ礁域に生息し、単独~数尾のグループで行動している。日本ではあまり見られない。体色は銀色で、体側に黄色の斑点がある。和名は黄色い個体が多…
うさぎにちなんだ海のいきものは、ウミウサギガイかラビットフィッシュしか思い浮かばなかった。ラビットフィッシュはアイゴ類のことだ。ところが、うさぎを連想させる海のいきものを集め、特別企画展を新江ノ島水族館で開催というニュースを見た。それには…