2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ベラ科のシロタスキベラは全長約40cmになり、相模湾以南の西部太平洋、インド洋に分布している。サンゴ礁域のガレ場や砂地を行動することが多い。オスの体色は緑がかった灰色で、体側に青の横縞があり、胸ビレの後ろに黄色い横帯が入っている。 マルクチヒメ…
NHK Eテレで毎週金曜日放送の「ウチのどうぶつえん」。いつも愛情をもって動物と接している飼育員さんの視点で取材された人気番組だ。 「ウチのどうぶつえん」のタイトル(番組HPより) その番組担当者から連絡があった。国内でフグの展示が最も多い、市立し…
11/19配信のナショナルジオグラフィックのメールマガジンに、「世界最大のサンゴ発見」という見出しが。2024年10月、ソロモン諸島で海底調査をしていたナショナルジオグラフィック協会のチームが、34m×32mのコモンシコロサンゴの群体を見つけたという。もち…
スズメダイ科のアツクチスズメダイは全長約7cmになり、奄美大島以南の西部太平洋、インド洋に分布している。体色は黒味がかった茶色で、模様はない。生息場所枝状サンゴなどのすき間、食べものはサンゴのポリプなので、サンゴへの依存度はきわめて高い。 枝…
11/17(日)の「さわやか自然百景」は、愛媛 愛南町の海だった。水中シーンが多かったので、外部プロダクションの日本水中映像の制作かと思ったが、NHK松山だった。 さわやか自然百景のタイトル それはともかく、番組を見ていたらとても懐かしくなった。とい…
カワハギ科のカワハギは全長約25cmになり、青森県~九州、朝鮮半島、中国沿岸、台湾、フィリピン北部に分布している。体色は薄茶色で褐色の斑紋が複雑に入っているが、個体差があるうえに感情によって著しく変化することがある。 カワハギ(初島) オスとメ…
ヒラメやカレイ類は平べったい体をしているうえ、片側に両目があるので実に個性的といえる。だが、さらに個性豊かなヒラメ・カレイがいるので選んでみた。まずはジャノメツキノワガレイ。全長約10cmで、20年前日本初記録になり、和名が付けられた。体側に目…
ベラ科のシチセンベラは全長約25cmになり、屋久島以南の西部太平洋に分布している。生息数は多くないようで、沖縄・慶良間諸島と奄美大島でしか出会っていない。派手な縞模様と、青い歯が特徴。 毒々しいほどの色合いをしたシチセンベラ(奄美) 生息場所は…
10月31日~11月5日の期間、あでやっこ水中写真倶楽部の写真展がこうべまちづくり会館で開催された。都合が合えば見に行ってるので、今回も11/2(土)に行く予定にしていた。 第28回 あでやっこ水中写真展の案内状 当日11時ごろ東京駅に着くと、なぜか大混雑…
ハゼ科のクロオビハゼは全長約10cmになり、沖縄本島以南の西部太平洋に分布している。生息場所は内湾の砂泥底で、テッポウエビ類と共生しており、巣穴の上でホバリングしている。体色は背中側が灰色で、腹部側が白。目のうしろから尾柄部まで褐色の帯が走っ…