2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
2021年に奄美・沖縄が世界遺産に登録された。それを機に、若い世代にも大島海峡に関心を持ってもらいたいとの思いで、(一般社団法人)奄美せとうち観光協会が中心となり「奄美せとうち海っ子クラブ」を23年に発足。対象は小中高生で、ビーチクリーンやスノ…
奄美へ行ってきた。台風の影響で2日早く帰ったが。第1回あでやっこ奄美ツアーは2018年10月に実施したが、その後は諸事情により延び延びになっていた。今年2月に「海で逢いたい」神戸展に行った際、“あでやっこ水中写真倶楽部”のメンバーと2回目の奄美ツアー…
クマノミの仲間は世界に26種知られており、日本には6種分布している。体型などを基に、全種を5つのグループに分けることがある。今回はハマクマノミのグループを見てみよう。学者は「レッドサドルバックグループ」といっているが、ここでは簡単に「トマトグ…
イソギンポ科のイシガキカエルウオは全長約6cmになり、奄美大島以南の西部太平洋、東部インド洋に分布している。サンゴ礁域の浅瀬に巣穴を持ち、その中で暮らす。時折巣穴から出て、岩肌に付着している藻類を食べる。目の周りの縞模様と、喉のあたりの黒線、…
ネズッポ科のピクチャードラゴネットは全長約7cmになり、フィリピン、インドネシアなどに分布している。日本にはいないため、和名はない。同科のニシキテグリと近縁で、生息場所や行動などはよく似ている。生息場所は内湾にある枝状サンゴの根元で、警戒心が…
テッポウエビ科のコトブキテッポウエビは、1980年に新種記載された。同時期に沖縄でも生息が確認されたが、研究は進まなかった。そのためダイバーたちは、英名のランダールピストルシュリンプと呼んでいた。その後各地でも見つかり、伊豆半島以南の西部太平…
オーバーツーリズムが社会問題になっている。特定の観光地に訪問客が集中し、地域住民の生活や自然環境に負の影響をもたらすうえ、観光客の満足度を低下させる状況のことで、経済効果との兼ね合いもあるので、対策は難しい。 海にも同様なことが起きた。ボル…
先日、東京スカイツリーのソラマチへ行ったら、そばを流れる北十間川にたくさんの鯉のぼりが飾ってあった。鯉のぼりには「兵庫県…」の文字が。なぜかと思ったら、「播州鯉」という特産の鯉のぼりの生産地なので、協力していただいたらしい。 北十間川の鯉の…
カエルアンコウの仲間は、ルアー(釣り)をすることで知られている。イリシウムといわれる “釣り竿” が口の近くについていて、先端にエスカと呼ばれる疑似餌がある。それを振ることにより、エサと間違えて近寄って来る小魚を捕食するのだ。このような捕食行…