大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

#マリンスポーツ

創立50周年記念式典

潜水指導団体の全日本潜水連盟(JUDF)は、今年創立50周年を迎えた。その記念式典が、11月12日(土)午後、第一ホテル両国に於いて開催された。JUDFは、1972年に日本潜水会、関西潜水連盟など他の団体と合併して設立された。 第一ホテルで開催された記念式典…

温帯域に適応 スジベラ

ベラ科のスジベラは全長約18cmになり、相模湾以南の西部太平洋に分布している。砂地と岩場が混在する転石帯でよく見られる。メスは赤茶色の体色で、白い横縞がある。環境によって体色に変化があるようで、白い砂地に生息する個体は腹部が白くなり、岩場のも…

マリンダイビングフェア2022

マリンダイビング(MD)フェアに行った。今回で第30回目だが、その節目は諸事情のため、主催が(株)マリンクリエイティブに替わった。事前登録が必要ということで、4/2日午前10時で登録していた。10時に会場入口の3階へ行くと、なぜか2階へ案内された。長…

「マリンダイビングWEB」復活‼

今年7月、(株)水中造形センターが破産。それに伴い、ダイビング雑誌『マリンダイビング』や「マリンダイビングWEB」、そしてイベントの「マリンダイビングフェア」などが終わってしまったと思っていた。ところが、新たな動きが… 元スタッフ有志が新しい会…

ハコフグについて

ハコフグ科のハコフグは全長約25cmになり、北海道以南~屋久島、朝鮮半島南部、香港に分布している。80年代初めまではミナミハコフグと混同されていたため、分布があやふやだった。現在は琉球列島にはいないことになっているが、詳しい調査が必要とのこと。…

ダイビング誌の灯が消えた!

超ビックリニュースが飛び込んできた。ダイビング雑誌の『マリンダイビング』や「マリンダイビングフェア」でおなじみの(株)水中造形センターが破産したという。当センターは、1958年に水中写真家・舘石昭氏(故人)が設立したプロダクションで、1969年に…

マリンダイビングフェア開催!

このところダイビング関連のイベントはすべて中止になり、楽しいこと、思い出に残るようなことは何もなかった。そんな折、ようやくマリンダイビングフェア2021が予定どおり開催された。入場者は事前登録、検温、消毒などの感染対策を万全にしての開催だった…

日本特有の海中景観

昨年、外国人観光客は1,100万人を超えた。目的は買い物の他、日本の伝統・文化や日本ならではの風景を見るため、も増えている。 ファンタスティックなウミトサカ類の群落(高知県・柏島) 海の中にも日本ならではの風景はある。それはウミトサカの仲間の群生…

奄美・気になる魚たち(3)

奄美南部で代表的なポイントは「嘉鉄(かてつ)」。広い砂地に根が点在するという環境。明るいうえに根にはたくさんの魚が見られるので人気がある。最近では沖にミステリーサークルが見られるため、注目されている。 ハマクマノミの周りに小魚が ブイのそば…