大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

1年ぶりのコモド(5)

カーニバルロックから湾の奥に進むと、別のポイントがある。スロープになった転石帯で、やはりウミシダ、ムチカラマツ、カイメン、ホヤなどの底生生物が多い。


クラカケベラ
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目の前に現れたのはクラカケベラ。日本のものは約20cmだが、それに比べるとやや大きいうえ、赤みが強い。撮ってくれと言わんばかりに、何度もカメラの前を横切った。










キリンミノ
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テングチョウチョウウオやキヘリキンチャクダイなども見られるが、ここに生息するものは素早いうえに行動範囲も広いため、あきらめることにしている。キリンミノならじっくり構図を考えて撮れる。









イチゴボヤの仲間
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水深20mくらいのエリアには、ここでしか見られないホヤの仲間が生息している。長さが2030cmもある。











産卵中のウミウシ
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ウミウシにはさほど興味がないが、産卵中なので撮った。


 










丸まったセンジュイソギンチャク
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ここでも丸くなったセンジュイソギンチャクが3つあり、色は白と茶色と紫だった。