大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

コモドはやっぱり楽しい!(4)

クルーズ船は北に移動。中間エリアのピンクビーチ近くに着いた。赤いサンゴが長い年月かけて細かく砕け、白砂とまじってピンクに見えるのだ。


ピンクのビーチとカクレクマノミ

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南エリアのように、ウミシダやヤギ類、ホヤ類がよく見られる。カクレクマノミが住むセンジュイソギンチャクが丸まっていた。

(ちなみに、ダイビングポイントと観光用のピンクビーチは一緒だが、写真のビーチは別)









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水深20mくらいのところには、コガネスズメダイがたくさんいる。












交雑種?
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チリメンヤッコは尾ビレが黄色だが、グレーテイルエンゼルフィッシュはその名のとおりグレー。先端に黄色の縁取りがあるが…。

コモドでは同じエリアに両種がいるが、今回中間タイプを見つけた。尾ビレの黄色い縁取りが太いのだ。もしかしたら交雑種かもしれない。








イボヤギの上で休むアヤコショウダイ
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ピンクビーチのやや北にバツボロンというポイントがある。潮の流れの関係で、ところどころに南エリアの環境が見られる。アヤコショウダイが乗っているイボヤギも南エリアでは多い。










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ハナビラクマノミが住むセンジュイソギンチャク。でもめくれていて、ハナビラクマノミの動きもおかしいのでよく見たら、産卵中だった。










キンギョハナダイ
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バツボロンはキンギョハナダイも多いことで知られている。浅いところでは赤色もそのままなので、とてもきれいに見える。だが、写真で上手に表現するのは難しい。