大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

コモドはやっぱり楽しい!(2)

南エリアには、コモドドラゴンが出現するビーチがある。餌づけは禁止なのだが、各クルーズ船はお客さんに見せるためにしているらしい。その証拠に、ボートのエンジン音がすると、どこからか集まってくる。


泳ぐコモドドラゴン                                                                

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今回も6匹やって来た。昨年は45匹海に入ってきて泳いだが、今年は水温が低いせいか、1匹しか泳がなかった。










サンゴに密集するハギ類

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南エリアの代表的ポイントのカーニバルロックには2度潜った。ここではいつでもそうなのだが、皿の形をしたサンゴにヒラニザやカンランハギなどが入っているのだ。昨年も撮ったが、今年はより多く入っていた。









不規則な暗色模様が出ているケショウフグ
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カーニバルロックの近くのビーチに、別のポイントがある。スロープになった転石帯で、やはりウミシダ類やホヤ類、カイメン類が多い。ケショウフグがホンソメワケベラにクリーニングを受けていた。









ヒトスジタマガシラ
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タマガシラの仲間がいた。ヒトスジタマガシラのようだが、日本で見られるものは、体側の模様がもっと薄い。地域変異だろうか。











ミナミキントキと思われる魚
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水深28m付近の岩陰にキントキダイの仲間がじっとしていた。初めて見る魚のような気がする。後日図鑑で調べたら、ミナミキントキがいちばん近かった。ちなみに生息水深は100200mとのこと。