大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

1年ぶりのコモド(1)

93日から17日まで、インドネシアに行っていた。目的はいうまでもなく、コモド諸島ダイブクルーズで、楽しみながら撮影すること。


コモド諸島。緑が薄く覆っている

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1年ぶりに行ってみると、乾季にもかかわらず、岩山の表面に薄らと緑が覆っていた。異常気象はコモド諸島でも例外ではないようだ。雲も例年より多い。




 





大型のクルーズ船。帆を張るのは撮影用
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今回のクルーズ船は、帆船タイプの「チェンホー」。大型帆船なのでスペースも広く、ゆったり過ごすことができる。











ハナダイダマシの群れ
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海の中も変化があった。サンゴ礁を移動していると、魚群が現れてなかなか終わらない。ハナダイのように見えるが、実はスズメダイの仲間のハナダイダマシ。以前はこんなに多くなかった。天敵はカスミアジなどの回遊魚だが、これだけ増えると多少食べられても大きな変化はない。







日本では近寄るのが難しいロクセンヤッコ
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コモド諸島にはキンチャクダイ科が多い。特に大型のサザナミヤッコ属はだいたい見られる。同属のロクセンヤッコも多いうえ、わりあい寄れるので何度も撮影した。










 夕焼けも楽しみの一つ。三日月も見える                                                               

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ダイビング初日は時間的な関係で、1本か2本で終わり。ナイトダイビングもするという変わり者もいるが、ぼくは…ビールのほうがいい。