大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

コモド諸島の魚たち

明日からコモド諸島ダイブクルーズに行く。コモドに初めて行ったのはちょうど10年前で、いろいろな魚が見られたうえにエキサイティングなダイビングができた。以来毎年のように通っている。


ウロコマツカサ

イメージ 1

今回は10年目を記念(?)して、2008年に撮影した写真を取り上げてみたい。

ウロコマツカサが浮かんだ状態で群がっていることに驚き、そっと近寄って撮影した。










ロウニンアジの捕食                                             

イメージ 2

ウロコマツカサと同じポイントで、ロウニンアジの捕食シーンに出会った。中層で小魚を襲って捕食することもあるが、海底の隙間に逃げ込む小魚を襲っている場面を初めて見た。










キヘリキンチャクダイ
イメージ 3

コモド諸島クルーズは、北エリアや南エリアなどを潜るのが特徴。南エリアは水温が低くてやや濁っているが、底生生物や出会える魚も珍しいものが多い。キヘリキンチャクダイもその一つで、南エリアには比較的多い。









産卵するニセクラカオスズメダイ                                              

イメージ 4

ニセクラカオスズメダイの産卵中の場面も、このクルーズのときに初めて見た。












ヒブダイとヘラヤガラ                                             

イメージ 5

ヘラヤガラが他の魚に乗って一緒に移動する「隠れみの」(ライディングともいう)もコモドではよく見られる。このクルーズではツユベラやサンゴアイゴなどが相手のときもあった。

10年後の今回は、どんな魚や行動が見られるのだろうか。