大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

25年ぶりの西表島(最終回)

今回西表に誘ってくれたハウジングメーカーのKさんは、テンジクダイ科が大好き。当然分類についても詳しい。ホソスジナミダテンジクダイについていろいろ語っているが、こっちはチンプンカンプン。


テンジクダイに囲まれご満悦のKさん

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最終日に潜ったポイントでは、サンゴの根にスカシテンジクダイ、イトヒキテンジクダイ、アトヒキテンジクダイなど数種いたので、Kさんは撮影に没頭していた。










港で準備をするナイトに取りつかれた人たち
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また、Kさんはナイトダイビングも大好きで、西表でも同行したMさんやNさんと一緒に連日潜っていた。昼間3本潜ったあとなので、感心するばかりだ。最終日は風が強かったため、宿の近くの上原港で潜っていた。









西表の星
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ぼくはナイトよりビールがいいので、連日飲んでいた。西表に到着した日の夜、満天の星に惹かれて撮影した。星はもっと多かったのだが、露出を切り詰めすぎたため少なく感じる。撮り直しするつもりだったが、翌日からは雲が出て星は見えなかった。








アザハタとアカシマシラヒゲエビ
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砂泥底にいくつも根があり、それぞれの根にクリーニングシュリンプがいるポイントがある。ファインダーをのぞきながらクリーニングシーンを待っていると、煙幕が…。大勢で入っているのでしかたがない。クリヤーになるまで待ち、ようやく撮れた。








 背景に溶け込むセダカカワハギ                                                                       

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サボテングサにカムフラージュする魚がいた。教えられても最初は気づかなかったくらいだ。セダカカワハギで、内湾の藻場に生息する。以前はセッパリハギという名だった。