大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

宮崎美子さんのこと

今朝のNHKあさイチ」のゲストは宮崎美子さんだった。宮崎さんといえば、デビュー40周年記念で発売した、篠山紀信撮影のカレンダーで話題になっている。

あさイチに出演中の宮崎美子さんと、評判のカレンダー

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実は、宮崎さんとは24年前に仕事を一緒にしている。NHK「生きもの地球紀行」だ。当時宮崎さんは、この番組のナレーションをしていた(もう一人は柳生博さん)。ぼくが担当した「沖縄・慶良間諸島 サンゴの海に生命の輝きを見た」は「特集」だったためナレーターがロケに参加するというもので、ダイビングができる宮崎さんに決まったのだ。

(撮影はハイビジョンだったが、放送はまだ4:3だった)

「生きもの地球紀行」のタイトル

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ロケ地はぼくが通っていた座間味島。テーマは「海のいきものの繁殖」で、主役はコブシメとトウアカクマノミ。繁殖期が異なるため、4月と6月の2回ロケをした。宮崎さんは終盤になってから4日くらいのスケジュールで来られ、ダイビングは3年ぶりということだったので、初日はファンダイビングで緊張を解いていただいた。

ファンダイビングを楽しむ宮崎さん(右)

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ロケのときは、ディレクターが水中での会話も録音したいとのことで、フルフェイスマスクを付けても行った。問題は船上での会話で、収録中に飛行機やボートがやってきたりし、何度もやり直しをした。

ディレクターの指示を聞いているところ

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ようやくロケが終了したところで、宮崎さんにもう1本潜ろうと持ち掛けた。とてもリラックスして潜っていて、潜って良かったと言ってくれた。

カクレクマノミと戯れる宮崎さん

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宮崎さんが芸能界にデビューしたきっかけは、よく知られている。1980年ごろ週刊朝日は、篠山紀信撮影の「女子大生シリーズ」で女子大生を表紙にしていた。それがきっかけとなり、宮崎さんは芸能界に。そしてすぐにミノルタカメラのコマーシャルで一世を風靡した。202114日発売の週刊朝日は、再び宮崎さんが表紙を飾るようだ。

それにしても還暦を過ぎたにもかかわらず、プロポーションがほとんど変わっていないのは凄いと思う。

デビューのきっかけになった1980年の表紙と…

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