丸まったイソギンチャクとチョウチョウウオ
相変わらず生物・魚類相は豊かで、何度潜っても飽きることはない。今回のお客さんは8名と少なかったので、ゆったりのんびりクルーズを楽しむことができた。
魚類学の百科事典
日本魚類学会創立50周年記念出版として『魚類学の百科事典』が丸善出版より10月上旬に刊行された。魚類の分類から形態、分布、生態、行動、生理、社会まで、さまざまな分野の研究成果が掲載されている。この本でアマミホシゾラフグとミステリーサークルの写真を数点お貸しし、表紙と口絵に使われた。
あでやっこメンバーとダイビングスタッフ
6月に台風の影響で中止になったあでやっこメンバーとの奄美ツアー。
「リベンジツアー」として10月19日に実行した。関西からはJAL、LCCとも奄美着が午前中なので、ぼくが東京から奄美に着いた14時半には、すでに北部でダイビングしていた。夕方合流して南部の瀬戸内町へ。
翌日Dive cicoさんのボートに乗り、参加者全員が3ダイブした。
ダーウィンが来た!取材班
NHK「ダーウィンが来た!」のロケが10月21日から奄美で行うことが決まっていたので、あでやっこのメンバーと一緒に潜ったのはたったの1日。その後NHK取材班と合流し、ロケが始まった。対象の魚は特定の入江に群れで生息しているため、毎日そこへ通った。ロケは11月20日に終了したが、冬に実験的な撮影もあるため、放送日は未定。
54年前の明鐘岬(上)と現在
12月のある日、千葉県の金谷・明鐘岬へ行った。そのワケは…
初の防水カメラ・ニコノスを手に入れたのは1964年。すぐに使いたくて友人たちと明鐘岬へスノーケリングに行った。しかし濁っていたので水中はあきらめ、陸上でスナップ。その1枚が上の写真で、友人がぼくを撮ってくれた。ニコノスで最初に撮った記念すべき写真なので…最近になって無性にここへ行きたくなったのだ。道路から眺めると岩の形で撮影地を特定できたが、フェンスがあって海岸は立ち入り禁止。54年という時の流れを感じたのだった。
それでは良いお年を!