2018年も残りわずか。今年もいろいろあったので、海や写真に関する自分なりの出来事を、順に振り返ってみたい。
ヤノ2月会、業界関係者の集合写真
毎年2月開催の「ヤノ2月会」。西表島でダイビングサービスを営む矢野維幾氏が東京で行うパーティーで、常連客をはじめ、カメラマンや業界人も大勢参加するのが特徴。今年も中村宏冶、吉野雄輔、阿部秀樹、杉森雄幸、動画カメラマンの古島茂、中川隆、坂田昌彦、広部俊明(敬称略)などが出席。海の話で大いに盛り上がった。
神戸港クルーズ
恒例の写真展「海で逢いたい」は神戸展と東京展があり、どちらのレセプションにも出るようにしている。神戸展のレセプションの翌日、時間があったので神戸港の観光クルーズ船に乗った。神戸には何度も足を運んでいるが、あまり観光はしなかったので、とても新鮮に感じた。
高校の英語教科書に掲載された写真
ミステリーサークルとそれをつくるアマミホシゾラフグの写真が教科書に掲載された。理科とか自然関連の教科書かと思ったら、なんと英語だった。この春から使われているようだが、これを見た若者が少しでも海や魚に興味を持ってくれたらうれしい。
サークルをつくるアマミホシゾラフグ
NHKは4K・8Kの放送を12月から開始するので、いろいろな番組の制作に取りかかっていた。水中ものも例外ではない。そんな中、8Kで奄美の海中を取材する話があり、ミステリーサークルの撮影を手伝うことになった。10日間のロケ参加だったが、滞在中にミステリーサークルは計5つでき、産卵からふ化まで無事撮影できた。
今年は台風が多かった。6月15日から神戸の「あでやっこ水中写真倶楽部」のメンバーと奄美へ行く予定だった。しかし台湾付近に熱低があり、予報では台風6号になるとのこと。そして沖縄・奄美方面に進む見込みというので、残念ながら中止せざるを得なかった。