大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

あの写真が教科書に

昨日、出版社「東京書籍」から宅配便が届いた。待望の英語の教科書で「All Aboard!」。ミステリーサークルとアマミホシゾラの写真が使われたのだ。


教科書ときっかけとなった写真絵本

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話があったのは一昨年の秋。東京書籍の担当者から、2018年春より使用する高校の英語の教科書に、ミステリーサークルとアマミホシゾラフグの写真を使いたいとのこと。ほるぷ出版の写真絵本『アマミホシゾラフグ』を見て教科書に載せたいと思い、ほるぷ出版で連絡先を聞いたらしい。









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教科書に掲載されるのは光栄なので、二つ返事でお引き受けした。打ち合わせを何度かして必要な写真を選び、昨年1月に印刷用の高精細画像を送っていた。しかし教科書ともなると、文科省など関係機関の承認が必要なのだろう。そのため、早めに準備していたようだ。








写真と英文のページ
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写真はどう使われるのかは聞いていなかったので、楽しみでもあった。ページをめくってみると、写真と英語の文章があり「ミステリーサークルは90年代に奄美の海底で見つかっていたが、誰が何のために作ったのかは謎だった。その後小さな新種のフグのオスが作っていることが判明…」。







情報を得て原稿を書くページ

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理由はメスを誘って産卵するため、というようなことが書かれている。この文と写真を基に楽しく英語の勉強ができる仕組みになってる。ミステリーサークルに関連するのは6ページ。

この教科書で学んだ高校生が、一人でも多く海や魚類などに興味を持ってくれれば、こんなうれしいことはない。