大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

水中写真展巡り

新宿で水中写真展が二つ開催されている。一つは、若手水中写真家・戸村裕行氏の「OCEAN PLANET~いのち煌めく海の中の時間~」で、オリンパスギャラリー東京で629日まで。


若手水中写真家の戸村裕行君
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戸村君とは一緒に潜ったことはないが、インドネシアのダイブクルーズを催行している「ダイブドリームインドネシア」の催しではよく顔を合わせる。
写真展会場に入ると、色彩豊かなパネルが目に飛び込んできて、一気に華やかな雰囲気に包まれた。






カラフルなパネルが並ぶ会場
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バハマのイタチザメ(タイガーシャーク)やユカタン半島沖のバショウカジキ、ラパスのアシカ、モルディブジンベイザメ、ラジャアンパットのマンタなど注目エリアの写真が数多くあったので、いろいろな海に行っているのだな、と感心した。







来場者がたくさんいた
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ブログで紹介したいというと、彼は辛口でお願いしますとのことなので敢えていうと、総体的にはワイドで撮影した写真は、荒さを感じた。いま勢いに乗っている写真家なので、何でも無我夢中で撮っていると思うが、魚群がばらけてしまっているものも見受けられた。奔放さも大事だが、どんな状態が魅力的に見えるかを考えて撮影できれば、もっと良くなるはずだ。





今回のポスターはムレハタタテダイの写真
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もう一つは、富士フォトギャラリー新宿で開催中の「水のとき」。この写真展は中村征夫さんプロデュースで、出展者はアマチュア写真家が対象。写真選びやプリントについてアドバイスもあるようだ。








受付嬢もみんな知り合い
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出展者は、写真展「海で逢いたい」にも出展している方が多いので、会場内は知り合いばかり。「一刀両断」をせがまれたが、征夫さんのテリトリ―なのでお断りし、心の中でバッサリ切った。コメントについては、書き方をもっと考えたほうがよいというのがいくつかあったで、伝えた。77日まで開催される。