大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

完成!奄美の水中写真集

奄美水中写真集が完成した。講談社さんよりこのお話をいただいたのは昨年6月。当初はミステリーサークルとアマミホシゾラフグをメインにということだったが、他にも奄美には魅力的な海中世界があるので、23年間撮りだめたストックから厳選して担当者にお見せした。


たくさんのゲラ刷りとポジフィルム

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打ち合わせを何度も行い、無脊椎動物や生態的な写真を多く載せることで、大まかな方向が決まった。そして原稿を書いたり直したり…。それを基に編集担当者が構成案を考え、プリントしたゲラ刷りをいただいて検討。写真の順番が気になるところもいくつかあった。








奄美水中写真集は知る限り初
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写真を差し換えたりを繰り返し、最終的に校閲担当のところで細かくチェックを受けていよいよ印刷。そして製本されて今日見本が送られてきた。

タイトルは『奄美 生命の鼓動 海底のミステリサークル』。帯の推薦文は荒俣宏氏に書いていただいた。










写真絵本
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今年はこの写真集以外に、写真絵本を2冊同時進行していた。1冊は、よみきかせ いきもの しゃしんえほんシリーズ『うまれたよ!クマノミ』(岩崎書店)で、4月上旬に刊行した。

もう1冊は『アマミホシゾラフグ~海のミステリーサークルのなぞ~』(ほるぷ出版)で、現在色校の真っ最中。来月下旬に発刊予定。






数々の書籍に取り上げられた
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昨年5月、アマミホシゾラフグが世界の新種トップ10に選ばれたこともあり、いろいろなメディアで取り上げられた。雑誌や単行本、図鑑などに掲載されたものを調べたら10冊以上あった。切り抜いてしまった雑誌や送られてこなかったものもあるので、相当な数になる。