昔、行った場所や出会った人の新しい情報を知ることは、何となくうれしい。それがよかったことでも、悪かったことでも、懐かしさが勝るからなのだろう。7/12に届いたナショジオのメルマガに、オーストラリアの最南端のサンゴ礁が白化した、という記事が載っていた。最南端のサンゴ礁といえば、世界遺産でもあるロード・ハウ島だ。2001年3月に取材したことがある。シドニーまたはブリスベンから飛行機で約2時間の孤島でもある。
連なる山がシンボルのロード・ハウ島(2001年3月)
ロード・ハウ島周辺の水温は、冬季は16℃、夏季で26℃だったが、直近は29℃まで上がったようだ。それで白化したのだが、さらに海流の影響で潮位が長い間低下し、浅瀬のサンゴは外気にさらされる羽目に。これで死滅したサンゴも多いという。人為的な影響を受けにくい絶海の孤島でも、気候変動に脅かされる事態になったと、研究者は嘆いている。そんなロード・ハウ島でも、深いところにある大部分のサンゴは無事だというので、ホッとしている。
左は白化したサンゴ、右は低潮で干上がるサンゴ(ナショジオメルマガより)
7/12 夕方のNHK首都圏ネットワークで、江戸川区の金魚を取り上げた。金魚養殖が盛んだった江戸川区で、現在は2軒のみという話や、金魚の種類が紹介された。その後、カメラは金魚関連グッズの店に移動したのだが、その店長が知り合いだった。サラリーマンから写真家になったころ、ヒマな時期だけ観賞魚雑誌の編集の手伝いをしたのだが、そのときの編集長・大野成美氏だ。風の便りで、異動があったりして退職したのは知っていたが、好きな金魚グッズに囲まれて幸せそうだった。
夕方のニュースに出演の大野成美氏(首都圏ネットワークより)
7/13朝放送のテレビ朝日「旅サラダ」で、神戸須磨シーワールドから中継があった。6月にリニューアルしたばかりで、見ごたえありそうな展示になっている。以前の神戸市立須磨海浜水族館には2回行っているが、前から比べると、すべてにおいて立派になっている。資金の面で疑問に思ったら、水族館やホテル、レストランなどの事業は民間企業で、敷地の須磨海浜公園は神戸市の所有のため、官民一体となって須磨海岸の整備をしたとのことで、メデタシ、メデタシ!
シャチが観えるブッフェレストランもある(須磨シーワールドHPより)