大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

ヘコアユの居場所

ヘコアユ科のヘコアユは、相模湾以南の西部太平洋、インド洋に分布している。生息場所は内湾や内海で、枝状サンゴのそばに群れでいる。全長約15cmになる。


枝状サンゴにいることがと多い(座間味)

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常に口を下にしているため、エサは底生生物かと思っていた。しかし、図鑑などではプランクトン食と記されている。











ガンガゼのそばは安全(座間味)                                            

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ガンガゼのそばにいることもある。天敵から身を守るには最も安全な場所だ。












イソバナの中に(奄美)                                            

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プランクトン食なら安全な場所でじっとしていればいいと思うのだが、なぜかよく移動する。イソバナの中にいたこともある。











ヤギの中で休む(沖縄本島

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沖縄本島ではフトヤギの中にいたことがある。ほとんど動かなかったので、休んでいたのだろう。











ガレ場にも(奄美
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へコアユの移動を見ていると、砂地やガレ場などに行くことがある。身を隠すものがないので心配になるが、当然天敵が少ないことを確認してのことだろう。

いつも逆立ちのヘコアユだが、ダッシュで逃げるときは水平になる。