海に行っていると、時の経つのが早い。あっという間に予定の10日が過ぎた。
係留しているボートに向かう
のんびり移動中のアオウミガメ
水温は約24.5℃で、平年より1℃高い。これがどう影響するかは未知。
アマミホシゾラフグのメス
大潮が過ぎたころにミステリーサークルをつくり始める傾向があるので、手分けして探す。初日は見つからなかったが、アマミホシゾラフグは3個体いることが確認できた。その中にメスらしき個体もいた。サークルができる前にメスに出会ったのは、おそらく初めてだ。
つくり始めのサークル(5月19日)
2日目につくり始めのサークルがいくつかあった。合計5つだったが、特筆すべきは最も浅い水深15mでIカメラマンが見つけたことだ。他は21mに1つ、24mに3つなので、いかに効率的かがわかる。ここを中心に二手に分かれて24mも撮影することにした。
完成したサークル(5月24日)
予想どおり5日でサークルは完成した。誰かに教わったわけでもないのに、いつも同じ形できれいな産卵床をつくるとは、まさしくミステリーだ。これで翌日に産卵するわけだが、それを見られずに帰る日が来てしまい、後ろ髪を引かれる思いで25日奄美を後にした。