今日は父の日ということで、急遽頑張るお父さん特集。魚類では卵の世話などはオスの役目。そういう意味では、父の日にピッタリ!
アカハラヤッコの求愛
これはアカハラヤッコで、オスは輝くような婚姻色になってメスに求愛しているところ。このまま上昇して産卵する。自分の子孫を残そうと頑張っているのだ。
卵を守るクマノミのオス
クマノミも卵の世話はオスが行う。メスは次の産卵のために負担を最小限に抑え、エサを充分に食べたり、体がオスより大きいので、卵を狙う天敵を追い払う役割。ちなみにクマノミのオスは尾ビレに黄色が入り、メスは全体が白。
ミヤケテグリのオスの求愛
ミヤケテグリのオスは背ビレが大きく、目玉模様が特徴。繁殖期になると、メスの前で背ビレを広げて求愛する。
クロハコフグの求愛
クロハコフグはオスとメスで体色が異なる。繁殖期になるとオスは縄張り内のメスに次々と求愛をする。その行動がこれで、メスの体を上から抑えこみ、そして重なりながら求愛する。このように他のメスにも同様の求愛を行い、夕方には複数のメスを産卵させる。
アマミホシゾラフグのオス
イクメンキンセンイシモチ大集合
テンジクダイ科は、卵をオスがくわえてふ化まで守る、いわゆる口内保育を行うことで知られている。キンセンイシモチも当然オスが口内保育をするが、どういうわけか、卵をくわえたオスだけが集まることがある。