大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

砂地が好きなウツボ

サンゴ礁域でよく見られるウツボ類は10種くらいだろうか。そのほとんどが、岩の隙間や穴から顔だけを出し、全身は見せない。


岩から顔を出すクモウツボ'95年)
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クモウツボは模様が独特なので識別しやすい。












砂地に現れたクモウツボ'02年)
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ずいぶん前に座間味島の砂地にクモウツボが現れたことがあった。











なんとポーズをとった('08年)
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それ以降にも砂地に出てきて、写真を撮ってと言わんばかりに鎌首を上げてこっちを向いたことがある。










なぜ砂地に出て来たかは不明('08年)
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写真を撮り終えるとゆっくり砂地を移動し、岩のほうに去って行った。











突然うしろから現れた('17年)
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そして、これはダーウィンが来た!のロケのとき、チンアナゴを観察していたら突然視界に入ってきた。
クモウツボは不思議なことに座間味以外では見ていない。したがって断定はできないが…座間味のクモウツボは広々したところが好きで、新天地を求めているのだろうか。