3月4日ウィズ新宿に於いて「工藤昌男さんの『海からの発想人生』を語る会」が行われた。
発起人・大橋さんの挨拶
1930年生まれでダイビング界の大先輩でもある工藤さんが、昭和・平成をどう生き続けているかを知り、確かめる会にしたいと、大橋禄郎さんや山崎由紀子さんが発起人となり、今回の催しとなった。
工藤昌男さん
工藤さんはいろいろな肩書がある。ぼくが工藤さんを知ったのは「海の世界」や「マリンダイビング」の執筆者としてだ。'70年代初めのころで、当時の肩書は科学評論家だった。その後、水中映像サークルで何度もお会いするようになった。
展示されたDIVハウジング
水中造形センターのやまのはきよこさん
会の後半では、工藤さんと関わりが深い方が工藤さんについての印象や人柄などを語る時間もあった。
機内誌「ウインズ」の特集ページ
多くの方が工藤さんの発想の豊かさを語った。ぼくも同感で、それに加えて'90年に日航の機内誌「ウインズ」の「海に潜る」特集の話をした。この特集は工藤さんの文章とぼくの写真で構成されたもので、懐かしい思い出になっている。工藤さんの発想力に少しでも近づきたいと改めて感じた。