大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

イギリスの水中写真コンテスト

ナショナルジオグラフィックメールマガジンに、イギリスで行われた水中写真コンテストについての紹介があった。


「春の流氷」
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主催はUPY(UnderwaterPhotographer of Year)ロンドンで、54か国から500人、計3500点の応募があり、その中から選ばれた受賞作品11点が掲載されていた。これはグリーンランドで撮影された流氷ダイビングの一コマ。

(元画像の比率で、タイトルもそのまま掲載)




 


「ゴールド」
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グランプリに輝いたのがタツノオトシゴの写真で、タイトルは「ゴールド」。地中海で撮影された。流し撮りのようだが、タツノオトシゴは速く移動しないので、どのような状況なのか不明。









「ゴンドウクジラ」                                            

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その他のものは順位は示されていないので、気に入った写真だけ選んみた。これも地中海で撮られたゴンドウクジラ。光芒やクジラの密集具合が素晴らしい。










「海に沈んだ軍艦」                                                             

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カリブ海のグランドケイマン島に人工漁礁のため沈めた船。撮影者はギンガメアジの群れを入れて船の大きさを表現したとのこと。











「カメをがぶり!」
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驚きのショット。ホホジロザメがカメをくわえている写真だ。説明では「マグロを横取りしようとしたカメを攻撃…」とあるので、ケ-ジダイビングでエサとしてつるしたマグロに近寄ったカメをサメが噛んだのだろう。この後カメは吐き出されて助かったらしい。










「永遠の瞬間」                                          

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パラオジェリーフィッシュレイクで撮影された作品。普通はたくさんのクラゲにピントを合わせるのだが、作者は1匹だけをアップにして他は極端にぼかした。その結果、ボケの効果と主役が強調された。色もきれいだ。