タマイタダキイソギンチャクとハマクマノミ
先端が丸くなるのが特徴
タマイタダキイソギンチャクの特徴は、先端が丸まること。しかしいつも丸まっているわけではない。故ジャック・モイヤー氏は、タマイタダキイソギンチャクをサンゴイソギンチャクの仲間としていたが、学者によって見解が異なる。
住み分けをするクマノミ類
別種のイソギンチャクが隣り合わせにある場合、当然相性の合うイソギンチャクにクマノミ類が住んでいるのが見られる。いくら適応性があるクマノミやハナビラクマノミでも、タマイタダキイソギンチャクには入らない。
左側はシライトイソギンチャクに住むハナビラクマノミ。
シライトイソギンチャクに(奄美)
シライトイソギンチャクとペア(慶良間)
慶良間ではハマクマノミのペアがシライトイソギンチャクに住んでいる。珍しいことには違いないが…
こうした様子を見ると、絶対に住めないというわけではなく、好みが二番目の宿主にしたなんらかの事情があるのかもしれない。