大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

のんびり魚を見る旅・柏島(2)

アデウツボとユリウツボが一緒にいた。前日はもっと密着していたという。別種のウツボが仲良くいる姿をよく見るが、どうしてなのだろう。


 アデウツボとユリウツボ                                                                 

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アデウツボは口の中が黄色いのが特徴。わりあい珍しいウツボで、これまで柏島奄美大島でしか見ていない。










ウミトサカを食べているウミウサギガイ
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まっちゃんがウミトサカに乗って食べているウミウサギガイを教えてくれた。以前このウミトサカは元気できれいだったそうだが、今は息絶え絶え。普通はウミキノコやカタトサカを食べるのだが、一体どうしてなのだろう。ウミウサギガイの殻は真っ白で、黒い外套膜に覆われているのでこう見える。







口を大きく開いて威嚇
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紫色と黄色のコケギンポは、既存種ではないそうだ。紫の個体は縄張り意識が強く、別の個体が近づいてくると、口を開けて威嚇する。











ミノカサゴとホンソメワケベラ
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ホンソメワケベラがミノカサゴをクリーニングしていた。この組み合わせはあまり見た記憶がなかったので、レンズを向けた。











コクテンカタギとホンソメワケベラ                                                                

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チョウチョウウオの仲間のコクテンカタギが、クリーニングされていた。幼魚は伊豆にも出現することはあるが、国内で成魚はなかなか出会えない。慶良間の外洋の隠れ根と柏島でしか見た覚えがない。