大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

のんびり魚を見る旅・柏島(3)

日曜日に宇和島在住のHさんが来てくれた。24年前、Hさんに初めて柏島に連れてきてもらったのが始まり。当時Hさんには「どこに何がいる」というのをずいぶん教わった。


左からまっちゃん、Hさん、Kさん
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今回はボートダイビング。ビーチエントリーではたくさん一緒に潜っているが、ボートは初。ウミトサカのそばにいたヒオドシベラの幼魚を撮影していた。










タキゲンロクダイ(手前)とキンチャクダイ
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タキゲンロクダイがいた。このチョウチョウウオもあまり見かけない。成魚は三宅島、奄美柏島で撮影している。慶良間にもいるが、外洋の深場で一度だけ見たことがあるだけ。









テングダイ
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大きな鉄枠(養殖に使用したもの)に身を寄せているテングダイ。近づくと隠れる。しばらく待って、出てきたところでシャッターを切った。









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深いところでマトウダイに出会った。西伊豆の大瀬崎以来だから、20年ぶりくらいになる。この魚は味がよく、高級レストランでも出されるくらいで、今が旬だ。
帰りに寄った大月町の道の駅でマトウダイが売られていた。さぞかし高いだろうと思いきや、たったの120円だった。






ハナオコゼの赤ちゃん
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今回いろいろな幼魚が見られた。その中で全長約1cmしかないものも。まっちゃんの話では、ハナオコゼだという。カエルアンコウの仲間で、流れ藻に付いていることで知られている。この小さな個体は、流れ藻に付く前の段階らしい。