モンガラカワハギ。第一背ビレが引き金にそっくり
モンガラカワハギの英名はクラウントリガーフィッシュ。クラウンとは道化師とかおどけるという意味。モンガラカワハギについては珍しくどの国も同じ英名になっている。
紅海のピカソトリガーフィッシュ
紅海にはモンガラカワハギ科の固有種がいる。30年前最初に紅海へ行ったときに撮影し、名前を調べたらピカソトリガーフィッシュという英名だった。
その後、タヒチに行ったときも中部太平洋固有のモンガラカワハギ科の魚を撮った。英名はやっぱりピカソトリガーフィッシュだった。
ムラサメモンガラ。枠内はインド洋の魚類図鑑
海外の図鑑を見てみると、ムラサメモンガラにはいろいろな英名が付いていることがわかる。インドネシアなどではハワイアントリガーフィッシュ、パプアニューギニアではホワイトバード(白い縞という意味)トリガーフィッシュ、ハワイやオーストラリアではリーフトリガーフィッシュという。だが、インド洋やミクロネシアでは、ピカソトリガーフィッシュなのだ。
タスキモンガラもハワイではピカソトリガーフィッシュ
タスキモンガラという魚もハワイの図鑑には、ピカソトリガーフィッシュという英名で載っていた。