所狭しと置かれた器材。研修会のベースになったホテル
レクチャーのテーマは「魚類の生態観察と撮影テクニック」。一緒に潜って撮影研修を見学させていただいたりもしたが、伊豆大島でのダイビングは11年ぶりだった。
改造したD80用ハウジングにD7000が入っている
水中で使用中のカメラはニコンD80が2台。導入は8年前なのでかなり古いが、撮れるので使っていた。ハウジングメーカー「アンティス」の古澤氏がD7000なら今のハウジングを改造して入るというので、1台だけそのとおりにした。ボタンの位置が異なるので使えない機能もあるが、撮影には支障がないのでとても気に入っている。
なんとか現れた2尾のジンベエザメ
ニューギニア島北西部のチェンデラワシ湾には、ジンベエザメが数多く生息している。6月に「ダイブドリームインドネシア」が催行するジンベエザメクルーズに乗船させていただいた。漁民がボートから集魚灯でプランクトンを集め、それを目当てに来るイワシやアジなどを捕る漁なのだが、いつしかジンベエザメが現れるように。今回は漁自体が減少していて、ジンベエザメは2尾だけだった。
産卵を終えて海を目指すオサガメ
ジンベエザメクルーズを終え、港のホテルで1泊。次のお客さんと合流してオサガメ産卵観察クルーズに。産卵する浜は遠いため、ダイビングしながら行く。出航して2日目の夕方、浜に上陸してオサガメが上がって来るのを待つ。運よく早めに現れてくれ、ゆっくり時間をかけて産卵。2時間ほどで海に帰って行った。その後はラジャアンパットで潜り、7月6日に帰国した。