大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

水中カメラのレンズ(105mmマクロ編・その2)

マクロ撮影の頻度が若干低くなり、ワイド撮影が多くなった。そんな中、'88年にニコンF4が発売された。ワインダー内蔵で、アクションファインダーを付ければ水中に最適と思い、'90年に入手。16mmフィッシュアイと新発売されたAFマイクロニッコール105mmも購入した。等倍が撮れるのも魅力 だった。ハウジングは「ジュノン」にした。
 
ダテハゼとハナハゼ(大瀬崎、'90年)
イメージ 1
再び105mmマクロに火が付いた。今度は単なるアップではなく、心に響くものを撮ろうとしていたように思う。
ハナハゼは警戒心が強くてなかなか近寄れない。そこで巣穴に入ったのを見て、出てくるのを待った。
 
 
 
 
 
 
コケギンポ(土肥、'91年)
イメージ 2西伊豆の土肥にビーイズム(当時はブリヂストン)のダイビング施設がある。そこでイベントを開催することになり、写真展やフォトセミナーの依頼を受けたため、事前に撮影に行った。そのときに撮ったもので、コケギンポが巣穴から目いっぱい体を出した瞬間を狙った。
 
 
 
 
 
トゲチョウチョウウオの顔(慶良間、'92年)
イメージ 3マクロレンズは小さな生物を撮るのに適しているが、比較的大きな魚の一部を切り取るのもおもしろい。チョウチョウウオ類の顔も狙ったりした。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あくびをするシマタレクチベラ(慶良間、'92年)
イメージ 4シマタレクチベラに狙いを定めていたら、突然あくびをしたのでシャッターを切った。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「お花畑」の中のカンザシヤドカリ(慶良間、'92年)
イメージ 5カンザシヤドカリがたくさん住んでいるサンゴがあった。ポリプも開いてきれいなので、並んでいる2匹を選んでフレーミングした。