大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

水中カメラのレンズ(105mmマクロ編・その1)

'70年代後半に35mm一眼レフカメラ&レンズそしてフィルムなどが急速に進歩した。そのため水中に持ち込む人も多くなり、ぼくも'81年ごろにコンタックスをDIVハウジングで使い始めた。マクロレンズがなかった(60mmマクロがあったかもしれないが高価すぎた)ので、85mmレンズにクローズアップレンズを装着した。 
 
部分的に切り取ったムラサキハナギンチャク(大瀬崎、'87年)
イメージ 1'87年にニコンF3と105mmマクロを入手し、アメリカ製のツッシーハウジングに入れて使い始めた。大瀬崎で手当たり次第に撮った。でも当初は動きが少ないものを狙っていた。どんなものでもアップにすると、造形的になることを知った。
ちなみにこの105mmマクロレンズは、最短で撮影しても等倍ではなく、1/2倍。
 
 
 
 
 
砂をかぶって待ち伏せするオキエソ(大瀬崎、'87年)
イメージ 2砂地でオキエソが待ち伏せしていた。隠れているつもりなのがおもしろい。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正面顔のオキゴンべ(大瀬崎、'88年) 
イメージ 3次第に慣れてきて、魚のアップも撮れるようになったが、まだ動かない魚だ。正面からだと表情がよくわかる。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ドアップのシラコダイ(大瀬崎、'88年)
イメージ 4
動く魚にも挑戦した。撮れるようになってくると不思議なもので、飽きてくる。今度はワイドが撮りたくなったのだ。
同じカメラに20mmレンズを付けて撮るようになり、マクロはコンタックスを再使用した。