砂の中から顔だけ出している魚に出会うことがある。体全体が見たいと念じて待っていれば、出てきてくれることもある…かもしれない。ハナアナゴは夜行性だが、このときは昼間なのに出てくれた。
ハナアナゴ(柏島)
オキエソは砂に潜って獲物を待ち伏せする習性がある。前回の「砂底から顔!」に候補として挙げておいたが、顔が飛び出していたのでこちらにした。
カワハギを捕らえたオキエソ(大瀬崎)
ウミヘビ類には爬虫類と魚類がいるが、イレズミウミヘビは後者。顔だけだったら意外性があったのだが、かなり出ていて種明かししてしまっていた。
イレズミウミヘビ(フィリピン・リロアン)
ホタテウミヘビも魚類。わりあい見ることが多いが、夜行性なので昼間はあまり出ない。しかしこのときは昼間にもかかわらず出ていて、砂の中から貝のような獲物を捕らえた。
ホタテウミヘビ(奄美)
ハナヒゲウツボも夜行性で、昼間はあまり外に出ない。しかしどのようなタイミングかはわからいが、全身を出して移動しているのは4回(慶良間、リロアン、奄美、モーリシャス)見ている。念じ方がいいのかもしれない。
ハナヒゲウツボ(奄美)