大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

春季慰霊大法要

310日、東京都立横網町公園内の東京都慰霊堂に於いて、春季慰霊大法要が行われた。79年前の東京大空襲310日ということで、毎年この日に行われている。この慰霊堂には、関東大震災192391日)と東京空襲で犠牲になった163000体の遺骨が安置されている。午前10時から秋篠宮ご夫妻、小池東京都知事らが参列され、法要が行われたとニュースで報じていた。

NHKのお昼のニュースより

 

午後、焼香をしに行った…。終戦3年前に墨田区で生まれ、東京大空襲で生家は焼失したが、疎開していたお陰で助かった。国からの情報を信じて東京に居続けていたら、ここに眠っていたはず。両親の決断に感謝しかない。

現在、東京都慰霊堂から徒歩数分のところに住んでいる。これも何かの因縁だろう。

慰霊堂の内部

 

慰霊堂内には、関東大震災のときの油絵と東京大空襲のときの写真が飾られている。写真は報道カメラマンだった石川光陽氏のもの。浅草、市谷、八王子など各地の写真があるが、混乱状況の中、苦労しながら取材した様子が伝わってくる。

3/10に撮影された焦土と化した浅草(慰霊堂内に展示の写真)

 

焼香を終え、買い物しての帰りに再び慰霊堂の前を通ると、右翼の車が5台くらい入口に停車していた。靖国神社ならわかるが…どういうことだろう。

入口付近に停まっている右翼の車両