大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

浅草の新たな名所

先週の土曜日、数か月ぶりに浅草へ行った。行動制限がなくなったお陰で、観光客や買い物客がずいぶん戻った。外国人観光客もかなり見かけた。

賑わいが戻った浅草六区の通り。金魚すくいも出ていた

 

総合商業施設の「まるごとにっぽん」にも行った。以前は、「日本中の"いいもの"が東京・浅草に大集合!」との謳い文句で、アンテナショップ集合体のような施設だった。だが2年前に撤退したため、リニューアルを進めていた。そして、今年7月にオープンしたという話をテレビで知ったので、訪れてみた。1~2階はユニクロが入っていた。大きく変わったのは4階で、各地の食べ物を提供するレストランのフロアだったが、「浅草横町」に生まれ変わった。

まるごとにっぽんの看板がなくなった商業施設

 

リニューアルの担当者は、SNSを通して徹底的に若者の意見を取り入れ、思わずカメラを向けたくなる装飾を施し、食べ物も若者が口にしやすいようなかたちで出すようにしたらしい。その名も「食と祭りの殿堂 浅草横町」。お面やうちわ、風車、風鈴など伝統的な小物を展示し、フロアは常に祭囃子が流れている。

浅草横丁の「浅草すし」。若者も入りやすい雰囲気

 

風鈴こみちというコーナーもある。たくさん風鈴が釣られているので、誰でも写真を撮りたくなる。そんなことでインスタ映えすると評判になり、若い人を中心に賑わっているという。

浅草 風鈴こみち。外にはスカイツリーも見える

 

帰りに浅草駅まで歩いていたら、確か2018年にオープンしたアパホテル雷門のすぐ近くにもう1アパホテルが建っているのに気づいた。工事中だったが、まさかアパホテルだったとは。アパホテル雷門から70~80mしか離れてない。これで浅草にアパホテル5軒になった。4年間に4軒も増えたことになり、ちょっと異常だ。

手前が昨年9月にできたアパホテル雷門南と、奥がアパホテル雷門