一般的なツチホゼリ
サンゴ礁域の転石帯や根の周辺が生息場所。個体によって警戒心が強い場合がある。
不規則な黒点があったツチホゼリ
今年の6月に座間味でリーフ沿いに移動しているとき、ツチホゼリに出会った。大きさが異なる黒い点が目立つ個体で、近寄っても逃げなかったのでシャッターを切り、目的の場所へ向かった。
体色を変えて岩の下の獲物を待つ
目的地から同じコースを引き返したら、先ほどのツチホゼリが何かを狙っていた。しかし体色はさっきとはぜんぜん違い、黒地に白の不規則な斑点が表れていて、同一個体とは思えないほどだ。
2尾の手前にツチホゼリがいる
そこへカスミアジとキツネフエフキがやって来た。この2尾は連携が取れているが、ツチホゼリはマイペース。岩の下に潜んでいるのは、どうやらタコのようだ。3尾は何度も岩の周辺を回ってチャンスを狙っている。
ウミヘビには無関心なツチホゼリ
突然岩の下から現れたのはウミヘビだった。ツチホゼリはビックリしたようだが、ウミヘビには用はないとばかりに執念深く待っていた。結局タコは出てこなかったが、獲物を前にしたツチホゼリの体色変化には驚かされた。