大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

コモドはやっぱり楽しい!(5)

北エリアは、フローレス島西端の港町・ラブハンバジョーからもデイトリップができるため、ダイビングボートがとても多い。


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特にシーマウントの2か所のポイントは大人気のため、ダイバーだらけになることもしばしば。したがって、潮とタイミングを見計らう必要がある。一番人気の「キャステルロック」は透明度もよいうえ魚類も多く、ロウニンアジなどの回遊魚がよく見られる。








ムレハタタテダイとツノダシ                                                                   

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ムレハタタテダイもよく見られるが、潮の変化とともに群れる場所が変わる。このときはツノダシの群れと一緒になった。











 イロブダイのメス                                                                 

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通常は警戒心が強いイロブダイも、他の魚が多いとゆるむようだ。ワイドレンズでこれだけ寄れた。日本のものと比べると、赤みが強い。











ミズガメカイメンの放精
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移動中、深いところで白い煙のようなものが噴き上げているのが見えた。ミズガメカイメンの放精のようだ。7年前にもバツボロンで見たことがあるが、今回は4つか5つのカイメンから噴出していた。放卵なら粒粒が見えるはずだが、見えなかったので放精だと思う。








遠くにも放精しているカイメンが                                                                  

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水深約30mなので急いで撮らなければ、という心理的な影響で、広い範囲を見られなくなる場合がよくある。少し冷静になって全体を見渡し、複数のカイメンが写るアングルで狙ってみた。しかし今は、どうしてもう少し上から全体が入るように撮らなかったのか反省している。