大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

今年撮ったお気に入りの写真(水中編)

2017年も残りわずか。そこで今年撮影した写真の中で、自分が気に入ったものを取り上げてみる。まずは水中写真


コブシメの交接

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6月に奄美で潜ったとき、コブシメの産卵が見られた。ダイバーが大勢いたので産卵中のコブシメは撮れなかったが、しばらく待っていたら目の前で交接し、撮ることができた。











アカエイとイサキの群れ
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奄美の後に高知県柏島で開催されたイベント「ウミノフォトフェス」に。イベントではフォトコンの審査、お魚セミナーの講演、雑誌の取材とちょっと忙しかった。これはイサキの群れをどう撮ろうか考えているとき、偶然にアカエイが飛び込んできたので瞬時に撮った。








仲良しペアのチンアナゴ

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柏島の後は「ダーウィンが来た!」のロケで座間味に行った。チンアナゴをずっと観察していろいろな生態がわかったが、それぞれ個性があることも知った。囁き合うような仲良しのペアもいたが、これはごく稀。









マンタとカスミアジ
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8月下旬からは、インドネシアのコモド諸島ダイブクルーズに乗船。マンタポイントでは2ダイブし、思う存分マンタが撮影できた。特にカスミアジがマンタの下に隠れながら移動するところも撮れてうれしかった。









ミズガメカイメンの繁殖                                            

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コモドの北エリアの人気ポイントで潜っているとき、深場でカイメンが白いものを噴き上げていた。周りを見ると離れたところのカイメンも4つくらい白いものを出している。放卵・放精が同調して起こるのだろう。数年前にもコモドで見ているので、これで二度目になる。