大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

3年ぶりのコモド(最終回)

ダイビング最終日も北エリアのポイント。今回もウミガメによく出会った。ウミガメが増えていて多いのは、世界的傾向かもしれない。


これはタイマイでエサが異なる                                                             

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増えている理由は、人工ふ化などの保護活動が盛んに行われているからだが、アオウミガメが増えすぎてエサである海草が減少し、別の問題も指摘されている。









ムレハタタテダイ                                                             

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ムレハタタテダイもあちこちで見たが、バラバラだった。流れがなかったからだろう。最終日に見たこの群れが一番まとまっていた。









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オーバーハングのところに、コガネスズメダイがいた。このスズメダイは数年前に「コガネ」と「ヒマワリ」に分かれた。後者の特徴は腹ビレが白。これは腹ビレを閉じていて確認できないが、おそらくコガネスズメダイだろう。







マダラタルミ
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マダラタルミが群れていても、被写体としてはそれほど魅力を感じない。近寄るとスーッと遠ざかってしまい、いい写真が撮れないからだ。このときは比較的近寄れた。








カイメンに入るツノハタタテダイ
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今回のクルーズでは、毎朝血圧を測ることが義務付けられた。結果がどうあれ、自分の状態がわかることはいいこと。ちなみにぼくの血圧は、上が約120、下が約80だった。

今回はどこのポイントも潮の流れがほとんどなかったので、コモドらしくなかった。まぁ、別の一面が見られたということだろうか。