大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

食いしん坊のウミガメ

最近はどこの海でもウミガメによく出会う。人工ふ化などで保護したから増えたのだろう。よく行く座間味や奄美インドネシアのコモド諸島でも数は増えていて、ダイバーをまったく怖がらない。


エサを食べるタイマイ(座間味)

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ウミガメでも座間味やコモドで出会うのは、大部分がタイマイだ。一方、奄美タイマイは少なくて、大部分はアオウミガメになる。










クチバシと甲羅が特徴のタイマイ(座間味)
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タイマイはアオウミガメに比べてやや小さく、クチバシの上の部分が尖って突き出ている。また、甲羅の後端のギザギザが鋭角なのも特徴。











口に岩?を入れた(座間味)
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タイマイは、とにかく食べているところに出会う確率がとても高い。カイメンやホヤなどの底生生物が好みのようだが、岩ごと食べているように見える。










サンゴのガレキ?(座間味)                                               

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いつも何を口に入れているのかを確認したいと思ってよく見ているのだが、わからないことが多い。このときは死サンゴのガレキだったと思うが…










ウミトサカまで食べる(コモド)

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コモドではウミトサカを食べたのを目撃した。まさかウミトサカを食べるとは…。ウミトサカには骨片というものがあり、一般的には魚類や動物はエサにしない。タイマイの悪食で大食漢には驚かされる。