大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

座間味にて(その3)

昨日あたりから天気が変わりやすく、午前中晴れたかと思ったら午後からはまた小雨。そして南の風に変わった。これまでの雨と相まって、港の中の水は茶色くなった。


茶色くなった港の中(2011時ごろ)                                                                 

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21日になって青空。これでようやく梅雨明けではないだろうか。晴れると途端に暑くなり、数日前の寒さが懐かしくなる。











 メインの撮影現場の安室島                                                                 

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今回のチンアナゴの取材では、知られざる生態を解明するのが最大の目的。長期にわたって観察を続けていると、いろいろなことが見えてくるはず。










根と撮影中のカメラマン
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チンアナゴが群生する砂底には根があり、イソバナが付いている。NHKカメラマンの撮影の邪魔にならないような位置で観察したり写真を撮らなければならない。










 警戒心がないクロハタ                                                                  

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イソバナが付いた根と数10m離れた益田岩をクロハタが行ったり来たりする。クロハタは大きさが異なる2尾がいて、小さい個体はダイバーにかなり慣れている。










イソバナとシテンヤッコ
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今回のメインのカメラマンはベテランの!氏。これまで「ダーウィンが来た!」で二度ご一緒し、今回で三度目になる。さまざまな魚類の繁殖を撮影した経験があるうえ、かなり粘って撮影する方なので、今回もお任せし、ぼくは毎回早めに上がっている。少し遠回りしてイソバナが群生しているところを通ることも多い。