大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

秋の奄美ロケ(6)

ロケ20日目にして、別のポイントに潜ることができた。今年新種記載された、ニゲミズチンアナゴの撮影をするためだ。新種記載した鹿児島大学の藤井先生が、たまたまサンゴの調査で来島していたので、案内していただいた。


生息地を確認する藤井先生
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生息場所は白浜沖の砂泥底で、水深約30m1年前に偶然発見したらしい。それも採集したのはナント「チンアナゴの日」(1111日)だったという。
今回、残念ながら巣穴から出ていなかったために撮影できず。出ていないことも多いらしい。






ガリエビス
イメージ 2ボートを係留するブイの下に大きな岩があり、いろいろな魚が住み着いている。トガリエビスもその一員。姿を現してもすぐに隠れてしまうほどシャイ。








ミヤコイシモチ(10時半ごろ)
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砂地にある小さな枝状サンゴには、ミヤコイシモチが10数尾住んでいる。昼間はサンゴの間に隠れるようにしている。









夕方のミヤコイシモチ(17時ごろ)
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夕方潜ると、少し高い位置にいた。夜行性なので、これから活動開始なのだろう。体色も白っぽくなっている。









加計呂麻島の夕焼け(18時ごろ)
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毎日夕方潜り、観察・撮影を続けていて、ボートに上がると夕焼けのことが多い。