大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

魅惑の底生生物(ヤギ編)

ヤギ類には主なものでもウチワヒラヤギ、アミメヒラヤギ、ミナミヒラヤギ、フトヤギ、ホソエダアカヤギ、ムチヤギなどがあり、形状や色彩はさまざま。写真では識別が難しいので、ここではヤギに統一する。


ヤギに絡まるウツボ'92年、宇佐美)                                            

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ヤギにウツボが絡まっていた。こういう情景が大好きなので、興奮しながら撮った覚えがある。











ヤギとササスズメダイ'87年、座間味)
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座間味のポイントに赤いヤギがあり、ササスズメダイ78尾ついていることが多かった。当然ワイドでも撮ったが、マクロで部分的に切り取ったのがこれ。わりあい気に入ったので、最初の写真集『Marine Blue』の表紙にした。









ヤギの前を通るゴンズイ'97年、奄美
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奄美のあるポイントにミナミヒラヤギの群生があった。ポリプが開くと周りが淡い感じになるので、よくレンズを向けていた。2000年ごろからだったと思うが、徐々に枯れてきて、今ではほとんど残っていない。









ヤギに乗るアカハタ('03年、慶良間)
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慶良間のサクバルというポイントに、ヤギが群生しているところがある。そこへ行くと、アカヤギの仲間にアカハタが乗っていることが多く、何度も撮影した。










ヤギとシンジュタマガシラ('14年、ラジャ)
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インドネシアのラジャアンパットには、ヤギなどの底生生物がたくさんある。大抵魚がついているので、そのまま撮っても画になる。