ヤギ類には主なものでもウチワヒラヤギ、アミメヒラヤギ、ミナミヒラヤギ、フトヤギ、ホソエダアカヤギ、ムチヤギなどがあり、形状や色彩はさまざま。写真では識別が難しいので、ここではヤギに統一する。
ヤギにウツボが絡まっていた。こういう情景が大好きなので、興奮しながら撮った覚えがある。
座間味のポイントに赤いヤギがあり、ササスズメダイが7~8尾ついていることが多かった。当然ワイドでも撮ったが、マクロで部分的に切り取ったのがこれ。わりあい気に入ったので、最初の写真集『Marine Blue』の表紙にした。
奄美のあるポイントにミナミヒラヤギの群生があった。ポリプが開くと周りが淡い感じになるので、よくレンズを向けていた。2000年ごろからだったと思うが、徐々に枯れてきて、今ではほとんど残っていない。
ヤギに乗るアカハタ('03年、慶良間)
慶良間のサクバルというポイントに、ヤギが群生しているところがある。そこへ行くと、アカヤギの仲間にアカハタが乗っていることが多く、何度も撮影した。
ヤギとシンジュタマガシラ('14年、ラジャ)
インドネシアのラジャアンパットには、ヤギなどの底生生物がたくさんある。大抵魚がついているので、そのまま撮っても画になる。