サンゴ礁域でよく見られるユカタハタ。きれいなので、被写体にされることが多い。それに比べてあまり知られていないのがコクハンハタだ。
コクハンハタ(座間味)
ユカタハタと色合いや大きさが一緒ということもあって、間違えられることもある。
コクハンハタは、岩穴や隙間などの暗いところに生息し、明るいところにはあまり出てこない。
ユカタハタ(モルディブ)
一方、ユカタハタは明るいところにもよく出る。全身に水色の斑点があるのが特徴。
コクハンハタ(石垣)
コクハンハタの外見的な特徴は、太い縞模様があること。ユカタハタにも現れることがあるが、薄くてあまりはっきりしない。
コクハンハタ(ラジャアンパット)
海外でもコクハンハタは見られる。モルディブ、ラジャアンパット、パプアニューギニアなどで撮影したことがある。
コクハンハタ(パプアニューギニア)
パプアニューギニアで出会ったときは、サンゴ礁にある根の上にいた。明るいところに出てきていたので驚いたことを覚えている。生息する海域によって性格も異なるようだ。