大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

ユカタハタにそっくり!

サンゴ礁域でよく見られるユカタハタ。きれいなので、被写体にされることが多い。それに比べてあまり知られていないのがコクハンハタだ。


コクハンハタ(座間味)
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ユカタハタと色合いや大きさが一緒ということもあって、間違えられることもある。

コクハンハタは、岩穴や隙間などの暗いところに生息し、明るいところにはあまり出てこない。









ユカタハタ(モルディブ)                                             

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一方、ユカタハタは明るいところにもよく出る。全身に水色の斑点があるのが特徴。












コクハンハタ(石垣)
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コクハンハタの外見的な特徴は、太い縞模様があること。ユカタハタにも現れることがあるが、薄くてあまりはっきりしない。











コクハンハタ(ラジャアンパット)
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海外でもコクハンハタは見られる。モルディブ、ラジャアンパット、パプアニューギニアなどで撮影したことがある。











コクハンハタ(パプアニューギニア
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パプアニューギニアで出会ったときは、サンゴ礁にある根の上にいた。明るいところに出てきていたので驚いたことを覚えている。生息する海域によって性格も異なるようだ。