大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

おうちで海気分(海外編)

日本にツバメウオ類はツバメウオ、アカククリ、ミカヅキツバメウオ、ナンヨウツバメウオの4種が分布している。このナンヨウツバメウオは生息数が少ないため、あまり見られない。これほどまでの大群になるのは、紅海だからだろう。
ナンヨウツバメウオの群れ(紅海)

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コショウダイの仲間は、海底や岩陰でじっとしていることが多い。テーブル状サンゴの上で休んでいることもある。
アヤコショウダイとチョウチョウコショウダイ(コモド)

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日本でユカタハタは根に生息していることが多いので、このようなシチュエーションで撮ることはなかなかできない。アンダマン海ならでは。
リュウキュウイソバナの林とユカタハタ(スミラン諸島)

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海底洞窟はいろいろあるが、潜っておもしろいのは複雑な地形と組み合わさった洞窟だ。特に天井に穴が開いていると、光のカーテンができて幻想的になる。
ジャングルから射し込む光芒が幻想的(ラジャアンパット)

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太陽が西に傾くころのサンセットダイビングは大好き。いろいろな魚が求愛を始めることが多いからだが、水面を通して見る夕陽も楽しみの一つ。
海の中から夕陽を撮るのは難しい(コモド)

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