大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

ヒレが長~い魚たち

前回のヒレナガハギは、いうまでもなく背ビレや尻ビレが長いのが和名の由来。今回は通常の魚でヒレが長めの魚を集めてみた。


ハタタテダイ(座間味)                                             

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背ビレの一部が長い魚はたくさんいるが、個体差もある。擦り切れたり他の魚につつかれたりして短くなるようだ。このハタタテダイを見たとき、ずいぶん長いので驚いた覚えがある。










ツノダシ(奄美

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ツノダシも背ビレの一部が長くなるが、ここまで長いのは珍しい。












ヤシャハゼ(奄美)                                          

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ヤシャハゼの背ビレの一部も長め。このペアは他の個体と比べて長いような気がした。












キンギョハナダイのオス(奄美
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キンギョハナダイのオスも背ビレや尻ビレの一部が長く伸びる。












クマノミの幼魚(座間味)
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クマノミの幼魚で、腹ビレが長く伸びる個体が知られている。それほど長くない個体もいるので、遺伝なのだろうか。成魚ではそのような個体は見当たらないので、成長の過程で短くなるようだ。