大方洋二の魚って不思議!

写真を通して魚類の生態や海について考える

動く図鑑 魚・新訂版

講談社の動く図鑑 MOVE 魚』新訂版が届いた。最初に出版されたのが'126月なので、4年で改訂されたことになる。


動く図鑑の表紙。右が新訂版

イメージ 1

前回お貸した写真は2点で、ミノアンコウとミヤケテグリの求愛。その他にライブラリーから数点貸し出されているらしい。表紙を見比べると、流行を意識してか少しだけ写真の差し替えがあった。








クローズアップ!のページ
イメージ 2

中のページも写真やレイアウトを替えた部分が見られた。中でも大きく変わったのは、クローズアップ! コラムというページができたこと。魚の体のしくみや、魚の繁殖のしかたなどをイラストでわかりやすく説明。単に魚類の検索だけでなく、生態にも興味が湧くようなページづくりになっている。






シーラカンスのことが詳しく                                                               

イメージ 3

深海魚や古代魚シーラカンスなども、写真やイラストが以前より増えて詳しい内容に。付録のDVD60分から81分にボリュームアップしているが、魚名に誤りもあった。新訂版で新たに加わった「探検! 夜の海 魚は眠るの!?」で、どう見てもスジアラにもかかわらず、ヤイトハタとなっていた。






ミステリーサークルの写真も
イメージ 4

「神秘的な魚たち」というページも前回なかった。そのページにミステリーサークル&アマミホシゾラフグの写真が。貸した覚えがないので、フィルムライブラリーからだった。

また、ダイバーとシーラカンスが写っている写真は、水深120mというからビックリ!







左が新訂版
イメージ 5

気になったのはクマノミのところで、オーストラリアのごく一部にしか分布していない「マックローキーズ・アネモネフィッシュ」が新訂版では「ホワイトスナウト・アネモネフィッシュ」になっていたこと。学名が変わったのならわかるが、英名はそのままでもよかったのではないだろうか。