分布域とはいえ均等に生息しているわけではないため、見られない場合も多かったり、思わぬ海で出会うこともある。
アカオビハナダイのメスはあまり際立った模様がないため、どうしてもレンズを向けるのはオスになる。
思いがけない海でアカオビハナダイと出会った。パプアニューギニアのロロアタだ。確か沈船のそばにいた。数は少なかったがやはりオスを狙った。パプアニューギニアも西部太平洋に入るようなので、いても不思議ではない。
タイの太平洋側にあるタオ島で、なんとアカオビハナダイの群れに遭遇した。水深は約34m。パプアニューギニアもそうだが、タオ島も分布の中心と思われる錦江湾から遠く離れた海なので、まさか見られるとは思わなかった。だからダイビングはおもしろい。