初めて出会ったときのゲンロクダイ
ゆえに、西伊豆では見られたとしても幼魚だろう、と。それが成魚のペアだったので、かなり驚いた覚えがある。
海外の図艦と分布図。オレンジが分布域
当時の図鑑で分布を調べてみると、南日本が北限で、フィリピン、台湾だった。ただ日本海にもいるとのこと。その後海外で出版されたキンチャクダイ科&チョウチョウウオ科だけの図鑑では、マレーシア、インドネシア、オーストラリア北西部と分布が広がった。
タイヤのところでカサゴと
ゲンロクダイは内湾のような環境が好みのようで、大瀬崎でも外海では見ていない。湾内ばかりだ。
錦江湾らしい景観の中で
分布域になるインドネシアやマレーシアで潜っても、ゲンロクダイに出会ったことはない。生息場所から外れたところで潜っているのかもしれない。
15年前に鹿児島県の錦江湾で潜ったら、ゲンロクダイがわりあいよく見られた。
錦江湾は生息しやすい環境なのだろう
その後も錦江湾に行ったが、滞在中4個体くらいは見ているので、生息数が多いのだろう。